こんにちは!プレ夫です。
ニューヨークに初めて旅行に来られる方でまず、どこへ行きたいですか?この質問で真っ先に出てくる答えは、間違いなく、ニューヨークの自由の女神でしょう!!ニューヨークを代表するアイコンでもあり、ニューヨーク観光の人気ナンバーワンの観光スポットは絶対に自由の女神に間違いありません!今回はどこよりも詳しいニューヨークの自由の女神への行き方から楽しみ方、もちろんチケットの買い方からご説明させて頂きます!
目次
1、ニューヨークの自由の女神とは
自由の女神と会う前に、チケットを購入する前に、事前に自由の女神について知っておくと、行った時に1.5倍くらいは楽しめると思いますので、ニューヨークの自由の女神とは一体なんなのかを日本語で詳しく、わかりやすくプレ夫がご案内致します。
そもそも自由の女神と言えば、何を連想されますか?日本の9割の方はニューヨークの自由の女神を連想されると思います。ちょっと年代が古い方(失礼!)だと、ニューヨークへ行きたいか〜でおなじみの「ウルトラクイズ」での最後の決戦の地でもよく出てくるニューヨークの自由の女神を連想される方も多いかと思います。
実は、ニューヨークとパリにも自由の女神は存在するのです。
それでは、どちらが最初に出来たのか?というと、ニューヨークの自由の女神が1886年に、パリの自由の女神がその3年後の1889年に完成しています。
そもそも、このニューヨークの自由の女神像というのは、アメリカ合衆国の独立100周年を記念して、フランスから贈呈されたものなのです。しかもフランスはパリの象徴としてかの有名なエッフェル塔の設計者パルドルディにより設計され、パリで作られた後に214個に分解され、ニューヨークへ運ばれ、組み立てられたものがニューヨークの自由の女神なのです。
そして、その3年後にフランスの独立100周年を記念して、パリに住むアメリカ人によって、返礼(お返し)として贈呈されたのが、パリにある自由の女神なのです。
日本でいうお歳暮もらったんで、あの時のお返しです!的な感じなのでしょう。
実は、こんな噂もあるのをご存知でしたか?
自由の女神には、設計の時からフリーメーソンという秘密組織が関わっており、自由の女神自体にはいろいろな謎が隠されているのではないかという噂が残っています。
自由の女神が建てられた本当の目的は、実は全く別のところにあるのかもしれません。気になる方は是非共自由の女神の島の中に隠されたフリーメーソンの数々の謎の痕跡を探されてみてはいかでしょうか。
2、自由の女神を見る方法、行き方
せっかくニューヨークへ来たんだったら、やっぱり自由の女神の島で間近で見てみたいですよね。とはいいつつも、そんな時間は無い!自由の女神を遠くから見るだけでオッケー!お金使いたくないから無料で見たい!という方も含めて自由の女神を眺める方法は沢山ございます。
その1、きっちり自由の女神の島へ渡って見る!
近くで見ると以外に大きくてびっくり!な自由の女神を間近で見たい!自由の女神の島へ渡るためには自由の女神行きの専用フェリーに乗るしか方法はございません。チケットの購入は自由の女神専用フェリーの英語サイトから入手することもできますが、他のニューヨークのアトラクションにも行く場合は事前にNYシティパスの購入がを買う事もひとつの方法です。チケットの購入方法に関してはこの後自由の女神の島へのチケットの買い方にてゆっくりご説明させて頂きます。
その2、バッテリーパークから眺める(無料)
自由の女神行きのフェリーは、このバッテリーパークの船着き場から出発します。
バッテリーパーク自体とってもほっこりする場所でもあり、ピクニックに来るニューヨーカー達も沢山います。
また、すぐ近くには9.11テロの発生したワールドトレードセンター(今は新しいWTCビルが建設されております)や、アメリカの金融の中心地、ウォールストリートもあったりなど、観光できる場所は沢山ございます。自由の女神の島へ渡る時間(最低半日はつぶれます)が無いなという方はこの方法でも良いかもしれません。
バッテリーパークの公式サイト:http://www.nycgovparks.org/parks/battery-park
その3、スタッテンアイランド行きのフェリーに乗る(無料)
この方法ですと、自由の女神の島を遠くから少し横切ることが可能です。しかも無料!!
そもそもスタッテンアイランド行きのフェリーというのはスタッテンアイランドに住んでいる方が無料でニューヨークシティへ渡る為に設けられている公営の交通機関です。フェリーに乗るためのチケット等は一切必要ありませんので、このフェリー乗り場からそしらぬ顔して乗って頂ければ、ちらっと自由の女神を見ることが可能です!ちなみに行きと帰りの2回乗れますので、2回見れます。ポイントは帰りの際に、行きで乗ったフェリーから降りたらすかさず、またそのフェリーに乗る事です。そうすることで時間を節約できます。せっかくだからスタッテンアイランドで観光したい?という意見も聞きますが、残念ながらあまり面白い観光スポットはございません。。。
スタッテンアイランド行きフェリーの公式サイト:http://www.siferry.com/
その4、エンパイアステートビルから感動的に見る
もちろん夜は無理ですが、昼間であれば、エンパイアステートビルから眺める事が可能です。ここからでもはっきりと自由の女神は見えるのは見えます。ニューヨークへ来て、最初にエンパイアステートビルに登って、そこから自由の女神を最初に見るかたが多いのでは。もちろんエンパイアステートビルのチケットが必要になりますよ!お特なチケットの購入方法はこちらから。
その5、ブルックリンのレッドフック側、IKEAから見る
これは最もお勧めではないパターンですが、ここからも見る事は可能です。また、IKEAのレストラン(フードコート)には自由の女神を見ながら食べられるとってもお洒落な席がいくつかございます。そこからIKEAのミートボールを食べながら、自由の女神を見るのはちょっぴり楽しい気分になれます。また、IKEAの近くはレッドフックと言ってニューヨークの中でもかなりのアンダーグラウンドアートの盛んな場所で小さなギャラリーも沢山ございます。週末だと沢山の人達がギャラリーオープンで盛りあがります。マンハッタンで味わえないアートを堪能されたい方はレッドフックに遊びにいくのもかなりの手練れであることは間違いありません。
IKEAへのウォータータクシーの公式サイト:https://www.nywaterway.com/ikea.aspx
その6、ガバナーズアイランド側から見る(日程により無料)
ガバナーズアイランドからはバッテリーパークよりもほんの少し大きめに見る事ができます。ガバナーズアイランドとは、マンハッタンのすぐ南にある小さな島です。しかもこの島では夏になると沢山のイベントが催されます。音楽フェスティバルからアートフェスティバルからビンテージのお洋服を着飾った人達が集まるお祭り等沢山の楽しいことが行われている島です。ここは夏の間限定で解放され、週末だと無料で渡ることができます。ガバナーズアイランドについてはまた別のプレ子ニュースの記事にてご紹介致しますね。
ガバナーズアイランド公式サイト:http://www.govisland.com/html/home/home.shtml
その7、チェルシーのハイラインパークから見る(無料)
ハイラインパークとはチェルシー地区にある昔線路だったところをなんと公園に大改造して今やニューヨークの代表的な観光地として生まれ変わった公園です。自由の女神を見るスポットは一カ所だけしかなく、17丁目,18丁目付近の角のスポットから眺めることができます。ちなみに、ハイラインパークのすぐ近くにはチェルシーマーケットもあり、お土産を購入するのにもとってもお勧めな場所としても有名です。チェルシーマーケットとハイラインパークに関しては以前もご紹介した記事をを参考にしてくださいね。
チェルシーマーケットでウェアハウスセール&レストラン
チェルシーマーケット完全お土産ガイド2016年版
ハイラインパーク公式サイト:http://www.thehighline.org/
3、自由の女神の島行きフェリーのチケットの買い方
この自由の女神へのチケットの購入方法に関して日本語で詳しく書かれているウェブサイトというのが実はそう多くはございません。また英語でも購入方法が非常にややこしいということもあり、ここでは日本語でじっくりと誤解の無いよう自由の女神の観光を楽しんで頂けるよう細かく説明致します。
まず、島へ渡るためにはフェリーで渡るしか方法はございません。フェリーのチケットを購入するには3つの方法がございます。
その1、自由の女神行き専用フェリーのチケット購入サイトから正規の値段で購入
公式サイト:http://www.statuecruises.com/
ここからは3種類のチケットを購入することが可能です。
- A (General Admission) 自由の女神の島への上陸チケット(フェリー費用+エリスアイランドチケット費用が含まれます)
- B (Pedestal Reserve) Aにさらにモニュメントへの入場チケット付き(事前予約が必要)
- C (Crown Reserve) A+Bにさらに、自由の女神の冠までの入場チケット付き(事前予約が必要)
Aに関して
General Admission
このチケットではフェリーで自由の女神の島へ渡って、自由の女神を間近で見ることが可能です。また、真下から見る事ができるので、最も大きな自由の女神をバックに写真を撮影することができます。正真正銘の最も良いスポットから自由の女神の写真を撮影できます。また、実はこの島からのマンハッタンの風景というのがとても絵になる風景で、そこから撮影された雑誌の表紙等も沢山ございます。
Bに関して
Pedestal Reserve
このチケットでは自由の女神の島へフェリーで渡って、間近で見ながら、自由の女神モニュメントへの入場が可能です。ただし、チケットがあるだけではモニュメントへは入る事はできません。事前に予約が必要となります。また、一日あたりの予約可能人数には制限があり、必ずしもご自身の行きたい日程で行けるわけではございません。必ず事前にご予約、そしてチケットの購入が必要となります。
Cに関して
Crown Reserve
このチケットが最も人々が欲しがるチケット、自由の女神の一番上まで上がれるチケットとなります。実は上陸だけのチケットと3ドルしか違わないんです。そうしたら、間違いなく、冠まで登った方がいいですよね。しかし、冠まで登ることが許されるのは、一日あたりたったの162人まで(2014年8月23日現在)なのです。世界中からニューヨークの自由の女神へ登りたい人達が数百万人とも言える人があつまるのですが、その方達が一斉に予約をされているので、実際のところどんな予約状況なのかというと、最低でも3、4ヶ月前に予約をしないと冠まで登る為の予約をすることができません。(2014年8月23日現在、11月5日が最短の予約日です)つまり、少なくとも日程によっては3、4ヶ月以上も前に予約をしないと、冠まで登れないということなんですね。実際、プレ夫の周りで冠まで登った方は未だかつて見た事がございません。。。冠まで登るためには非常に狭き門だということですね。
その2、ニューヨークシティパスで格安で購入する
もし、ニューヨークに来る日程が半年程前にわかっていて、既に飛行機のチケットを購入されている等で、絶対に自由の女神へ来ることがわかっているのであれば、冠までのチケットの予約をして、登ってみる事を強くお勧めしたいです。なかなか自由の女神の頂点までいけるチャンスなんてないですからね。ただし、そのように事前に予約が出来る状態ではない場合は他のアトラクションにも使えるニューヨークシティパスの購入が良いのかもしれません。
なお、シティパスがニューヨーク観光で最強な理由として、一回シティパスを購入しておけば、他のアトラクションにて列に並ばなくて良い、しかも一人当たり90ドルもお得になってしまうのです!
シティパスで自由の女神の他にも入れる他のニューヨークのアトラクションは下記となります。
さらに下記から3か所
ニューヨークは観光地が沢山。毎回チケット購入で長蛇の列に並ぶよりは、一回でチケットを購入しておけば時間もお金の節約になるので、シティパスは他のパスよりも一番人気のニューヨークパスなのです。
その3、フェリー乗り場現地で購入する
もし、もうニューヨークへ来てしまって、オンラインで購入することができない場合は、そのままフェリー乗り場へ行ってそこで購入することも可能です。
4、フェリー乗り場へ行こう!さあ、フェリーに乗ろう!
何はともあれ、チケットをオンラインで購入されましたか?オンラインで購入されましたら、そのチケットのバウチャーを出力して頂き、それを忘れずに持って行きましょうね。また、現地で購入される方は、そのまま向いましょう。ただし、フェリー乗り場まで行くのも若干難しいので、細かくご説明致しますね。
その1、フェリー乗り場はバッテリーパークの西側
フェリー乗り場までは、初めてじゃない場合は迷ってしまう場合があるということを予めお伝えしておきたいです!ニューヨークって本当にサインが無いし、不親切だなあと思わずにいられません(プレ夫の個人的な意見です)。さーまずは、最寄り駅までは地下鉄で移動しましょう。
- 赤色の一番線の場合:サウスフェリー駅(South Ferry Loop Station)
- 黄色のR線の場合:ホワイトホール駅(Whitehall Station)
- 緑色の4,5番線の場合:ボウリンググリーン駅(Bowling Green Station)
以上が自由の女神行きフェリーに近い駅となります。そこからまずはバッテリーパークを目指しましょう。そしてバッテリーパークにつきましたら、その中にある「キャッスルクリントン・ナショナル・モニュメント」を目指してください。そこでバウチャーをチケットに交換、及びシティパスへの交換。また現地購入の方はここでチケットを購入することが可能です。
地図の通りに進んでいくと、こんな感じの相当昔に作られたお城後のような建物に辿り着くはずです。ここにどんどん人が流れ込んでいってますよね。ここがキャッスル・クリントン・ナショナル・モニュメントです。
その2、キャッスル・クリントン・ナショナル・モニュメントへ入ろう
「キャッスルクリントン・ナショナル・モニュメント」は所謂昔の城壁の後のようなとっても情緒溢れる建物です。この中でチケットの交換、販売を行っております。「え、この中?」と皆さん思われるかもしれませんが、下記のような看板が出ておりますので、どんどん入って行きましょう。
この建物は1812年というまだ米国とイギリスが戦争をしている最中に建設され、その後エンターテイメント施設、移民の入国手続きをする為の施設、そして後には水族館、そして今は観光施設として生まれ変わった、他に類を見ない施設なのです。意外に、面白いニューヨークの歴史が気になる方は下記の公式サイトをどうぞ。
キャッスルクリントンモニュメントの公式サイト:http://www.nps.gov/cacl/index.htm
その3、バウチャーをチケットに交換、もしくは現地購入
この中でチケットを購入される場所は2カ所あります。その2カ所は現在自分がどのチケットの購入状態なのかにより異なります。
通常チケット購入センターで購入
この建物がチケットオフィスと呼ばれるチケットの購入場所です。こちらでは、
- 当日でチケットを購入される方(事前に購入していない方)
- オンラインでStatuecruises.comで購入された方
- ニューヨークシティパスをオンラインで購入して、初めて使う方
以上の方は、こちらのチケットオフィスで購入、及び出力してきたバウチャーとチケットとの交換となります。ニューヨークシティパスを初めて使う方は、出力してきたバウチャーをここで見せてください。その際に必ず写真付きID(つまりパスポートですね。日本の免許証等は不可)を持ってきてください。また、オンラインで購入した際にクレジットカードも提出が必要です。
シティパス専用窓口でチケットと交換
既にシティパスで他のアトラクションを見て来られた方は既にシティパスをお持ちだと思います。その際は通常のチケットオフィスではなく、シティパス専用の窓口へ向ってください。ここでシティパスを見せれば、そのシティパスの中から自由の女神行き部分のチケットと、フェリーチケットと交換してくれます。
その4、購入後は彷徨いながらフェリー乗り場へ
さー、フェリー用チケットが手に入ったところで、フェリー乗り場へと向いましょう。みんな同じところに向ってますので、わからない場合は、他の人についていってもいいかもしれません。
ポイントはフェリー乗り場へ行くには、U時型に遠回りをしないといけません。すぐ目の前にフェリーは見えるんですね。
ただし、そこまで行くにはサインの通りに遠回りをしないといけないんですね。
こんな感じで沢山サインがありますので、その通りに進みましょう。
その5、荷物検査の後はいよいよフェリー乗り込み
荷物検査が終わりましたら、いよいよ乗り込みです。
ようやく、自由の女神行きフェリーに乗り込むことができました!
おー!やっぱりこの中にも大好物のプレッツェルが!!
ここからはもう、後は船に任せて突き進んで頂くしかないですね。
いかがだったでしょうか。自由の女神の島へ渡る準備はばっちりですか?
自由の女神の島へ近づくにつれ、とってもワクワクが増してくるんですが、ここからは実際に行っていただき、楽しんでくださいね。
何かご不明な点などありましたら、遠慮なくプレコとニューヨーク編集室(info@pureko.tv)までご連絡ください!