こんにちは、プレ夫です。今回は、ニューヨークのミッドタウンに位置する MoMA(Museum of Modern Art)をご紹介します。
1929年に開館し、著名なな現代美術館の一つです。世界の近代美術でも最高のコレクションを誇り、芸術作品が20万点以上あると言われています。
窓が多く都市と自然とアートが共存する建物は日本人建築家の 谷口吉生さんの設計によるものです。
改修工事を経て2019年10月に再オープンしました。中は開放的なエントランスで天井の吹き抜けが特徴的な建築となっています。
近代コレクションの目玉となる常設作品が並ぶのは上層階ですので、初めて訪れる方は5階からの鑑賞をおススメします。
MOMAの見どころの一つは、特別展示です。
定期的に開催される特別展示では、テーマごとに集められた作品や特定の芸術家の作品が展示されます。
ニューヨークシティパスは、ニューヨークを訪れる旅行者にとって非常に便利なツーリストパスです。
MoMaの入場にも利用可能です。個別料金よりもお得な価格でモバイルチケットで入場がスムーズです。
ニューヨークシティパスの購入方法
Georgia O’Keeffe:To see Takes Time (2023年4月9日~8月12日)
ジョージア・オキーフの花の絵だけでなく、炭や鉛筆、水彩やパステルなどで描いた素晴らしい作品のシリーズを紹介しています。
MoMAのコレクションから選ばれた作品に加えて、重要な絵画も展示されており、オキーフの作業方法を垣間見ることができます。
Chosen Memories: Contemporary Latin American Art from the Patricia Phelps de Cisneros Gift and Beyond (2023年2月4日~9月9日)
歴史を素材として使ったラテンアメリカの現代アーティストたちの作品を紹介しています。
展示には、ビデオ、写真、絵画、彫刻などの作品があり、過去40年間に制作されたものが中心です
The Encounter: Barbara Chase-Riboud/Alberto Giacometti(2023年2月5日~10月9日)
バーバラ・チェイス・リブードとアルベルト・ジャコメッティという二人の彫刻家の作品を対比させています。
チェイス・リブードはフィラデルフィア出身で、ジャコメッティはスイス出身ですが、どちらもパリで活動しました。
展示には、ジャコメッティの代表作である「「Femmes de Venise」(ヴェネツィアの女たち)のプラスター彫刻や、チェイス・リブードの青銅と繊維を組み合わせた彫刻などがあります。
Signals:How Video Transformed the World(2023年3月5日~7月8日)
MoMAのコレクションから主に選ばれた70点以上のメディア作品が展示されており、その中にはMoMAで初めて公開されるものもあります。
この展示は、テレビで放送された革命から電子民主主義まで、ビデオがグローバルな変化のエージェントとしてどのように世界を変えたかを見せてくれます。
様々な形式やメディア、地域のビデオアートを紹介しています。
ちなみにMoMAのすぐ近くには有名なLOVEの彫像が以前ありました!
アメリカ合衆国の彫刻家であるロバート・インディアナによって制作された彫刻なんです。
この彫刻は、アメリカ合衆国の象徴的な作品の1つであり、1960年代後半から1970年代にかけてのポップアートの作品の代表例の1つです。
この彫像は、大文字の”L”と”O”、小文字の”v”と”e”を重ね合わせたようなデザインで、鮮やかな赤色で描かれています。
この彫像は、1964年にインディアナが制作した最初の 「LOVE」 の絵画に基づいており、その後、彫刻として多くの場所に展示されているそうです。しかも最近新宿にも最近置いてあるようですね。。。
MoMAは、現代アートの宝庫です。芸術の楽しみ方を教えてくれる展示やイベントが盛りだくさんです。
MoMAで、新しい発見と感動を体験してください。
MoMA(The Museum of Modern Art)
11 West 53rd Street, New York, NY 10019