みなさん、こんにちは!オシャレの街、ニューヨークをこよなく愛するプレ夫です!
さて、皆さんはニューヨークで一番大好きな美術館はどこですか?やっぱり有名なMOMAですか?それともグーゲンハイム美術館?それともホイットニー美術館ですか?やっぱり私が一番お勧めしたいのは丸一日かけても回ることができない、メトロポリタン美術館です!
そんなお勧めのメトロポリタン美術館に5月に Comme des Garçonsでお馴染みの川久保玲さんの展示があることは去年から告知されてましたが、川久保玲さんがパリのファッションウィークで登壇されて、詳細を発表されたそうです。
Rei Kawakubo / Comme des Garçons: Art of the In-Between
日程:5/4/2017 – 9/4/2017
場所:The Met Fifth Avenue, Iris and B. Gerald Cantor Exhibition Hall, Floor 2
公式ウェブサイト:http://www.metmuseum.org/exhibitions/listings/2017/rei-kawakubo
メトロポリタン美術館の川久保さんの展示についてのページにはこう記載されています。
The galleries will illustrate the designer’s revolutionary experiments in “in-betweenness”—the space between boundaries. Objects will be organized into eight aesthetic expressions of interstitiality in Kawakubo’s work: Fashion/Anti-Fashion, Design/Not Design, Model/Multiple, Then/Now, High/Low, Self/Other, Object/Subject, and Clothes/Not Clothes. Kawakubo breaks down the imaginary walls between these dualisms, exposing their artificiality and arbitrariness.
この “in-betweenness” というのは日本語のメディアでは、何かと何かの”間”だったり、空間上の”隙間”みたいな紹介がされています。
プレ夫の個人的な感想ですが、コム・デ・ギャルソンの服を見ているとそれ自体一般的にカテゴライズされたモノではなく、その間の何かでもないような、独創的な”何か”であることを強く感じます。新しい何かを生み出しつつも、それをお洋服というわかりやすい商品として表現してくれていることで私達は肌でそれを感じることができます。単なる着飾るだけのお洋服ではない、川久保さんの表現としての美学みたいなものをこの展示で感じ取れたら嬉しいなと思います。
現在、パリで行われているファッションウィークに3/5、コム・デ・ギャルソンも出られてますが、やっぱりスーパーぶっ飛んでますね。
.@CommeGarcons' Rei Kawakubo is not resting on her laurels. https://t.co/DUbJeYUb6Z pic.twitter.com/vsFIv8hzGG
— W magazine (@wmag) March 6, 2017
今もご存命の現役デザイナーさんの展示としては、イブサンローランさん以来の2人目というものすごい快挙だそうです。
ギャルソンが大好きな方も全然好きでもない方も、日本人としてメトロポリタン美術館の特別展で展示をされるなんてとってもすごいことですので、もしニューヨークにいらっしゃるのであれば是非とも足を運びましょう!