こんにちは、ニューヨーク大好きプレ子です。
ニューヨークも暖かい日がちらほらでてきて、気のせいか、街行く人も増え始めました。もうすぐ待ち遠しい春の到来です!暖かくなってくると外に出かけたくなって、エンターテイメントを見たくなって来ませんか?
以前のブロードウェイ・ミュージカルの記事では、誰もが虜になる“ライオンキング”、アメリカの歴史をドラマティックに学べる“ハミルトン”をご紹介しました。今回ご紹介するのは名曲揃いの“ウィキッド”です。
ウィキッドはご存知、「オズの魔法使い」に出てくる南の良い魔女と西の悪い魔女の若い時のお話で、西の魔女がどうして悪い魔女になってしまったのか、というエピソードから、南の魔女グリンダの回想録でお届けするものです。またブリキのきこりや弱虫ライオンの誕生秘話、オズの秘密なども出てきます。このミュージカルは映画として公開も予定されていますので、ぜひここでミュージカル版もおさらいし、映画と共に楽しんでいただけたらと思います!
ブロードウェイミュージカル、何を観るか全く決めていない!そんな方には記事「ブロードウェイ・ミュージカル プレ子のおすすめベスト10」でランキングをチェックするのもおすすめ。
1、ミュージカル「ウィキッド」の基本情報
タイトルにもなっている、Wickedは、意地悪な、邪悪な、悪意のあるという意味で、本当にWickedなのは誰か?目に見えている悪の裏に、見える正義、仕方なく悪役に回ってしまうこともある、と考えさせられるテーマになっています。その反面、ティーンエイジャーが共感しやすい女子の友情、そして恋が絡めてあり、世代を越えて楽しめる作品です。原作を読み舞台化を進め、全体を取り仕切ったのは、ステファン・シュワルツ。彼は“ピピン”、“ゴッドスペル”などのミュージカルも手がけ、ディズニー映画の“ポカホンタス”、“ノートルダムの鐘”、“魔法にかけられて”などの作品にも音楽の部分で携わっています。ウィキッドを含めたあらゆる作品でドラマデスク賞を始め、6回もトニー賞にノミネートされ、グラミー賞を4回、アカデミー賞を3回受賞しています。ステファンは熟考に熟考を重ね、グレゴリーの原作を基に小説に忠実ではなく、オリジナルの舞台にする方向で話し合いを進め、ウィニー・ホルツマンに脚本を任せます。その結果、原作とは違った新たなウィキッドが出来上がったのです。
ウィキッドの試演はサンフランシスコのカレン劇場で行われ、2003年10月、ハロウィーンの前日に満を持して、ブロードウェイのガーシュイン劇場で上演されました。エルファバ役はレントやFrozenのLet it goで有名なイディナ・メンゼル、グリンダ役はクリスティン・チェノウェス。トニー賞3部門、ドラマ・デスク賞6部門、キャストアルバムはグラミー賞を受賞しました。それから、15年のロングラン作品となっています。ロンドンそして北米ツアーも行われています。
また、15周年を迎えた去年、アリアナ・グランデやMaroon5のアダム、初期のキャストをフィーチャーしたスペシャル版のキャストアルバムが発売されました。
ウィキッドの見どころ
ウィキッドの見どころは、もちろん作品の持つメッセージですが、私は何と言ってもまずは音楽を推したいと思います。いくつかの映画音楽を手がけているステファンらしく、キャッチーなのに加えて、曲の中に作品のモティーフのメロディが含まれていたり、関連性のある曲たちのメロディが出てきたり、遊びがあります。
主要モティーフのうちの一つ、Unlimited という曲のメロディには、オマージュとしてOver the Rainbowの最初の7音を使っています。コードやリズムが違うため、印象は だいぶ違いますが、彼はインタビューで、8音目までを使うと著作権法では盗用扱いだから。といっていたそうです。
また、マイナースケールを多く使うことで、気付きづらくしていますが、オズの魔法使いとの繋がりを見つけるのもファン冥利に尽きるのではないかと思います。お話の部分でも、ブリキのきこりの心臓、弱虫ライオン、カカシの正体など、エピソードの場面が色々出てきます。
もう一つは、舞台セットです!
大手映画会社のユニバーサルが舞台製作に14億円もかけたこともあり、舞台装置から衣装まで、ウィキッドの世界観にどっぷり浸かれるように作りこまれています。セットデザイナーのユージーン・リーによって手がけられた細かくリアリティ溢れる舞台は見ものです。
特に、席に着いて前方上を見上げた時のドラゴン!LEDライトを使って表現するエメラルドシティ、この電気は約12個の家の電気供給量に匹敵し、約113kgのドライアイスを毎晩消費するとのことです。
発表してすぐ2004年にトニー賞、装置デザイン部門で最優秀賞に輝いています。
また、次から次へとお話と共に展開するステージも飽きる暇が無く、気づくと話に引き込まれていきます。
公演スケジュール・劇場場所
毎週8回の公演があり、火曜日から日曜日まで。水曜、土曜、日曜は昼公演があります。
館内二階には、グッズを取り扱ったショップがあります。イメージカラーの緑と魔女の黒と紫が使われた商品が並んでいます。
The Gershwin Theatre
(ガーシュウィン劇場)
住所:222 W. 51st St
(ブロードウェイと8番街の間&51丁目)
最寄り駅
1,C,E線「50 St」駅
公演時間 2時間30分(15分休憩あり)
年齢制限 4歳以下は入場不可
基本スケジュール
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
昼の部 | 3 PM | – | – | 2 PM | – | – | 2 PM |
夜の部 | – | – | 7 PM | 7 PM | 7 PM | 8 PM | 8 PM |
チケットについて
満足して観れる席はだいたい$200くらいで販売されています。
日程によって値段は変わるので、チケット購入サイトからご確認ください。
*時間、席位置によって全く料金が異なりますので、日程をいくつかチェックされることをお勧めいたします。
席の位置については、左側に座るとグリンダがよく見えて、右側に座るとエルファバがよく見えます。もちろん、ステージから近すぎない正面席がセットを含めて舞台を1番見やすいです。
購入方法
現地ボックスオフィスや抽選会でも購入が可能ですが当日のスケジュールの事を考慮すると、事前の購入をおすすめします。
オンラインでの格安チケットの購入方法は記事後半▼ウィキッドのチケットを格安で購入する方法でご紹介します。
ボックスオフィス
劇場:The Gershwin Theatre(222 W 51st St)
営業時間:月〜水 10AM – 8PM、木〜土 10AM – 8:30PM、日 12PM – 6PM
劇場での注意事項・手荷物
- 開演20分前までに必ず入場するように注意しましょう。すべての荷物は、入場時にセキュリティチェックされます。
- スーツケースや大きな荷物は、預かり不可となっており、持ち込みも不可になっています。たくさんの買い物の後などはホテルに置きに戻りましょう。
- 写真撮影やビデオ撮影は、開演後は禁止されています。
- 4歳以下は入場不可です。
- 持ち込みの食べ物や飲み物は禁止されています。飲食はバーや売店の利用のみです。
- グッズ販売や飲食販売は開演45分前と途中休憩時間、公演後に行なっています。
- 劇中の音声翻訳ガイドは有料で貸し出しされています。劇場2階。
2、「ウィキッド」のあらすじ
ストーリーは、西の悪い魔女が死んだところから始まります。南の良い魔女、グリンダが同級生だった彼女の話を回想していきます。
ドロシーがやってくるずっと前のオズの世界。南の良い魔女グリンダと後に西の悪い魔女となる、生まれつきエメラルド色の肌を持つエルファバのお話です。エルファバは賢く、激しい気性の持ち主。また、その肌の色から、父親に忌み嫌われて育ちます。エルファバの妹ネッサローズは障害がありましたが、父に愛され、大学入学の際、宝石をあしらった銀色の靴をもらいますが、一方、エルファバは妹の学校と寮での世話を言いつけられます。周りの人に誤解をされやすい容姿のエルファバですが、情け深く、魔法の才能に恵まれていました。グリンダはブロンドで陽気で誰からも愛されるタイプ。この2人は同じ大学の同級生になり、寮で同室になります。初めはそりが合わず仲の悪い2人ですが、 色んな出来事を越えて行くうちに仲良しになります。ですがその後、男子転校生でウインキー国の王子、フィエロを同時に好きになり、色んな出来事と共に、2人の運命はすれ違っていきます。
オズの魔法使いのあらすじ
オズの魔法使いのあらすじを知らなくてもウィキッドは楽しめますし、ウィキッドの後で本を読んだり、映画を見るのも楽しいと思いますが、こちらでもご紹介しておきますね。
主人公のドロシーは、カンザス州の田舎町で叔母さん、叔父さんと犬のトトと一緒に暮らしていました。ある日、大きな竜巻が来て、ドロシーとトトは家ごと巻き込まれて、不思議なオズの国に飛ばされてしまいます。独裁者の東の悪い魔女の上に家が落ちて、魔女は潰されて死んでしまいます。北の良い魔女がやってきて、悪い魔女が履いていた不思議な力を持つ銀の靴をドロシーに履かせます。良い魔女は、ドロシーが家に帰るために、エメラルドの都に行って、オズの魔法使いに頼みなさいと助言します。イエローブリックロード(黄色いレンガの道)を行くと、この国に住むマンチキンのボックに出会い、パーティに参加したり、途中、棒に引っかかったカカシを助けたり、ブリキのきこりに油を注いであげたり、弱虫なライオンと出逢ったりします。カカシにはおがくずの代わりに脳みそを、ブリキのきこりは本物の心臓を、ライオンは勇気を魔法使いに授けてもらうため、ドロシーと共に都を目指します。エメラルドの都に着くと、一人一人別の部屋によばれ、ドロシーは玉座に乗った大きな頭に会う。
魔法使いはもし西の魔女を倒す事ができたら、それぞれの約束を叶えようと言う。
西の魔女は、ドロシー一行が来ることを知ると刺客を送り込むがその度にうまくやっつけ、先へ進む。魔女は全員を空飛ぶ猿に捕まえさせ、ドロシーの銀の靴を奪おうとする。西の魔女に靴を片方奪われて怒ったドロシーは、バケツの水を頭からかぶった悪い魔女は溶けて死んでしまう。
再度、オズの魔法使いのところへ戻り再会した時、トトがスクリーンを倒し、オズが実は人間の発明家で魔法使いではなかった事が判明します。オズが魔法使いではなかったので、みんな欲しかったものがもらえないのですが、旅の道中で、みんなはもう既に知恵と心と勇気をそれぞれ得ていました。カカシは賢く頭を使い、きこりは優しくドロシーや仲間を思いやり、ライオンには勇敢さが生まれていたんですから。そこでオズは作り物の脳みそや心で自信をつけてあげました。カンザスに帰りたいドロシーには自分が乗ってきた気球に乗せて連れて行く事にして、オズの国をカカシに任せて自分も国を出ます。
ところが、気球出発の時、トトが飛び降りてしまい、それを追いかけたドロシーは乗りそびれてしまいますが、オズはそのまま行ってしまいます。
帰る術を失ったドロシーは南の良き魔女、グリンダを訪ねます。また道中色々ありながら、きこりは西の国を、ライオンは森を統治することになり、ドロシーは靴のかかとを3回鳴らすと家に帰れることをグリンダに教えられ、無事に帰る事ができます。
オズの魔法使いはこれで終わりなのですが、実は続編が色々出ています。違う作者が書いたものもあるんです。
3、「ウィキッド」の豆知識
ウィキッドのミュージカルを観ると決めた人にはもっと知って欲しいウィキッドの魅力。キャストのことなど豆知識をご紹介!
ミュージカルになったきっかけ
作曲家であり作詞家でもあるステファン・シュワルツが、ハワイでバケーション中に人に勧められ、原作本を読み、舞台化の構想を練りあげました。その時既に、原作者のグレゴリー・マグワイアはユニバーサル・ピクチャーズと映画化の話を進めていました。ステファンの説得の甲斐あって、ユニバーサルのプロデューサー、マーク・プロットを交えての舞台化が決まりました。
エルファバの名の由来
ウィキッドとオズの魔法使いの原作者は実は別人で、オズの魔法使いは1900年にLyman Frank Baum(ライマン・フランク・バウム)によって書かれましたが、ウィキッドの原作は、1995年に前作を基盤にグレゴリー・マグワイアによって書かれました。
主人公のエルファバの名は、オズの魔法使いの作者の名前の頭文字LFBから作られました。
イディナ・メンゼル、主役オーディションでの秘話
オリジナルキャストでエルファバを演じたイディナ・メンゼルは結婚式で歌を歌う下積み時代を経て、1996年ミュージカル「レント」でモーリーン役としてデビュー。トニー賞で助演女優賞にノミネート。映画化された時も同じキャストで出演。このウィキッドの主役オーディションを受けた時、このミュージカルの中で重要な曲 “Defying Gravity”を歌唱の際、最後の高音の部分でうまく声が出ず、音が割れてしまいました。彼女はこの役は逃したと思いつ、泣きながら家に帰ったそうです。しかしディレクターのジョーとステファンはこのミスに引きつけられ、彼女はエルファバに大抜擢したそうです。彼女はこの役でトニー賞で主演女優賞を受賞します。その後もGlee、魔法にかけられて、Frozen(アナと雪の女王)でLet it goが大ヒット。これからも活躍しそうな女優さんです。
肌の色は関係ない
2018年前半、ブロンドのグリンダ役を白人以外の役者が演じることになり、衝撃を与えました。また、その他の2人が思いを寄せるフィエロ役にも抜擢。ニューヨークではこういったミュージカル業界の動きは少しずつ起き始めていますが、未だに主役キャストは白人で。というのが主流ではあります。アメリカはまだまだ人種差別が根強く残る国であり、こういったキャストのアジア人起用も限りなく少ないです。
ニューヨークは他の州に比べて、多人種の多い街ですので寛容な人やそういう観点で人を見ない人はたくさんいますが、そういった考えの人も現存することは間違いないです。
4、「ウィキッド」のチケットを格安で購入する方法
何はともあれ、チケットを購入するならなるべく格安で購入したいですよね!
現地のBOX OFFICEでもチケットは購入可能ですが、ここではブロードウェイの格安チケットを購入する方法2つをご紹介します。
1、激安チケットを「チケッツ(TKTS)」で購入
ニューヨークのガイドブックにも必ず紹介されていて、ミュージカルを見る観光客には欠かせない「チケッツ(TKTS)」をご存知ですか?
当日券のみを安く購入できるチケット購入センターです。取り扱うチケットは当日の席の空き状況によって変わります。
時間に余裕のある人にはおすすめな購入方法ですが、長蛇の列に並ぶ時間も惜しい方や、良い席で観たい方などは「▼格安チケットをウェブサイトで購入」をおすすめします。
また、当日にならないと販売されるミュージカルが分からないのも少し難点です。ウィキッドも販売されない場合があるのでご注意ください。
では、チケッツでの簡単な流れをご紹介。
1、まずは下記リンクのチケッツ(TKTS)というタイムズスクエアにある格安チケットセンターの状況をチェックしてください。
こちらで本日最新!のタイムズスクエア店のチケット販売予定状況を一覧できます。
チケットの値段は現地でのみ確認できるようです。
TKTSタイムズスクエア店の本日販売予定のチケットリスト
2、希望のミュージカルを見つけたら、タイムズスクエア店での店頭での販売のみとなりますので、速攻現地へ買いにいきましょう!
ただ、かなり並びますし、行っても買えない場合がありますのでご注意ください。(チケッツは屋外ですので真夏や雨の日は覚悟が必要かもしれません。)
47丁目と7番街のところに位置しています。
2、現地オフィスでの抽選会
ウィキッドは抽選会があり、格安でチケットが購入できます。
現地の劇場前で開催される抽選会で、このチケットのことは「Rush ticket」と呼ばれます。
当日の空席を埋める為、限定して販売されます。かなりの格安で購入できるのが超メリットなのですが、その分、当たる確率も格段低いです。。
空き数は日によって違いますが、10席ほどを何100人もの人が応募します。
抽選方法はシンプルで、応募時間に現地に出向き、名前を書いて抽選箱に入れます。
抽選時間になったら、スタッフが抽選箱から紙を引き、名前を読み上げます。
プレ子も挑戦したことがありますが、やはりかなりの抽選確率の低さなので、期待はできませんでした。名前を呼ばれずに終わる抽選会はとても悲しかったのを覚えています。
1週間以上のNY滞在で1日くらい潰れても良い方には運試しにどうでしょうか!
抽選時間は、劇の開演時間2時間半前〜30分が応募時間で、その後抽選タイムです。
3、格安チケットをウェブサイトで購入
大体の人はオンラインでチケットを購入されると思います。事前にチケットを購入していたら、当日はチケット購入などにバタバタすることもなく安心です。また人気のミュージカルは売り切れになる場合や微妙な席しか取れない場合もあるので、早めのチケット購入をおすすめします。
オンラインでの詳細な購入方法は記事「チケットの︎購入方法について」にて紹介しています。
チケット料金は日程や時間帯によっても変わってきます。購入ウェブサイトからご確認ください。
*開催場所が「Gershwin Theatre, New York, NY」とされている、ニューヨーク公演をお選びくださいね。お間違えのないように!
ウィキッドのチケットはタイミングが良ければ110ドルほどのチケットもあるようですが、一番遠い席やかなり見難い席になります。
満足のいく席は大体は200ドル前後することがほとんどです。
日程、時間、席位置によって全く料金が異なりますので、日程をいくつかチェックされることをお勧めいたします。
席の位置については、左側に座るとグリンダがよく見えて、右側に座るとエルファバがよく見えます。もちろん、ステージから近すぎない正面席がセットを含めて舞台を1番見やすいです。
5、子供と一緒に見れる?年齢制限は?
劇場の入場制限は4歳。
4歳以下のお子様は入場不可となっています。
また劇場の注意書きには、「死が関連していたり、暴力の描写があるので8歳以下のお子様にはお勧めしない」とのこと。
5歳からお子様にも大人と同じくチケットが必要です。
6、【番外編】ウィキッド 2019年の映画化情報
2019年12月20日公開予定だったウィキッド、監督はイギリス出身で「リトルダンサー/Billy Elliot」「めぐり逢う時間たち」でアカデミー賞ノミネート、ゴールデングローブ作品賞受賞歴のある、スティーブン・ダルドリー、オリジナルに深く関わった作曲・作詞家のステファン・シュワルツと脚本家ウィニー・ホルツマンも映画製作に参加することも決まっているんですが、公式ホームページでは、12月の公開日にはCatsが公開されることとなり、ウィキッドの公開日の記載は消えてしまったそうです。
いつになるかは現時点では分かりませんが、映画化実現するといいですね。それまで、ミュージカルを見て楽しみましょう。